中国の論理歴史から解き明かす岡本隆司中公新書2016年8月25日 発行 とある勉強会の課題本だったので、図書館で借りて読んでみた。 表紙の裏の説明には、”同じ「漢字・儒教文化圏」に属するイメージが強いためか、私たちは中国や中国人を理解していると考えがちだ。だが「反日」なのに日本で「爆買い」、一「つの中国」、「社会主義市場経済」など、中国では矛盾がそのまま現実となる。それはなぜかーー。 本書は歴史を紐解きつつ、目の前の現象を追うだけでは見えてない中国人の思考回路をさぐり、切っても切れない隣人と付き合うためのヒントを示す。”とある。 正直、私の中の中国のイメージは、あまり良いものではない。私はサラ…