九十九黄人
(一般)
【つくもこうじん】
市井の民俗学者にして、奈良市の性風俗博物館「東洋民俗博物館」創設者。本名、豊勝。1893〜1998
晩年、その特異なキャラで、「探偵ナイトスクープ」および、ビートたけし司会のTV番組「世界超偉人伝説」に登場(二度)。
兵庫県生まれ。独学で英語や朝鮮語、さらにドイツ語まで身につけ、19歳で中学校に入学。
その後、研究のため来日したアメリカの人類学者フレデリック・スタール博士の通訳兼助手に採用され、沖縄からアイヌ社会まで全国を巡る。それは17年もの期間になった。
その後、独立し、研究テーマを「性の民俗」として、世界中を単独で調査。足跡はモンゴル・中央アジアからミクロネシア・アマゾンまで及ぶ。
その収集品を元に奈良市に「東洋民俗博物館」を創設。
また、女性の陰毛のコレクションも行い、セックスするときは必ず封筒を持参して収納。その数ざっと４０００本という。
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