今回は短めの記事です。 かつて鎌倉七口の一つ亀ヶ谷坂には、建長寺の僧の保養所(延寿堂)がありました。現在は墓地となっているその場所には、延寿堂地蔵尊が安置されています。 残念ながら通常立ち入りは禁止されていますが、その手前の入り口付近にお地蔵さんを見つけました。 延寿堂地蔵尊 由緒書 福山延寿堂の旧跡は、平安時代から死者を火葬にした場所で、里人たちも従ってここに埋葬するようになった。 さて、依有信士、俗名仙次郎は、捶石像(たせきぞう)のお地蔵さまにおすがりして、まだ成仏できずにいる亡者たちを苦しみの世界から救っていただき、その霊を安らかにしたいと考えた。 仙次郎は農業の暇をみて何度も村を訪れ男…