淡路は日本神話の国生みにおいて一番最初に生まれた国土(島)である。なぜ淡路が一番最初なのだろうか、その謎に迫っていく。今回は五斗長垣内遺跡、松帆銅鐸を取り上げる。五斗長垣内遺跡(ごっさかいといせき)は淡路島にある遺跡。また、同じ淡路で松帆銅鐸が見つかっており、国宝級とされる。次の流れで紹介していく。 ・五斗長垣内遺跡(ごっさかいといせき)・五斗長垣内遺跡の発見の経緯・発掘調査結果・松帆銅鐸の発見・松帆銅鐸の年代・松帆銅鐸と同じ鋳型の銅鐸・まとめ ■五斗長垣内遺跡(ごっさかいといせき)所在は兵庫県淡路市黒谷。弥生時代後期(現在より1800年~1900年前)の日本で最大規模の鉄器生産遺跡。大規模な…