饗宴プラトン朴一功 訳京都大学学術出版会2007年12月15日 初版第一刷発行 いわずとしれた、プラトンの名作『饗宴』。きっと、小難しい哲学の本なのだろうとおもって、これまで手にしたことがなかったのだけれど、ワインスクールの西洋史専門家、蜂須賀先生が、「ギリシャ時代の宴会の場での雑談みたいなもので、すごく面白いから一度読んでみて」とおっしゃっていたので、図書館で借りてみた。蜂須賀先生は、『奴隷のしつけ方』を紹介してくださった方。 megureca.hatenablog.com 選んだのは、「京都大学学術出版会」が出版しているもので、細かく注釈が各ページについていて、本文だけでなく、注釈も楽しい…