交通量の多い御池通に面していながら、高倉通の角にひっそりと佇む神社があります。 室町幕府初代将軍の足利尊氏ゆかりの神社・御所八幡宮です。 元々は、御池堺町西南角御所八幡町にあったそうですが、京都市内の人間ではない私にはそれがどこなのかピンと来ません。 というわけで調べてみると、御池通を挟んで向かい側のもう少し東にあったようです。 すぐ近くでした。 太平洋戦争中に現在の場所に移動したとのことです。 境内には、びっしりと文字が書かれた略誌が飾られていました。 御所八幡宮の名前の由来は、足利尊氏が自分の邸宅内(御所内)に、この神社(八幡神)を勧請したことからだそう。 安産のご利益があり、「虫八幡」で…