平等院にある建物は和様(日本固有の様式)が多いですが、唯一、塔頭の浄土院に禅宗様の建築物があります。 羅漢堂です。 建立は江戸時代の寛永17年(1640年)。 毎年今の時期のみ開扉され、内部を見学することができます。 今年の開扉期間は3/24(月)~6月上旬です。 調べてみると以前は完全非公開だったようなのですが、修復が行なわれてからは毎年この時期に公開されるようになったようです。 江戸幕府御用達だった地元茶師の星野道斎とその息子を中心に建立。 宇治の茶師たちが、お茶にまつわる自分たちの先祖を追善し、宇治茶の発展を願って建てたそうです。 小窓から中を覗く形式でした。 現地を訪れた日がかなりの晴…