京都市の松井市長は、先日の京都市議会の「大深度工法反対」の決議は、「丁寧な説明を求める」市民の声だと称して国交相を訪問したらしい。全くあさってな話だ。 大深度工法に反対とは、要するに現行の小浜ルートには反対ということに他ならない。論理必然だ。「丁寧な説明」など求めている京都市民は、一人もいないと思う。「どうでもいい無関心派」の人は、説明なんか聞きたくもないだろう。「勝手に掘っといて」だけだ。「とんでもないことだ」と不安を抱く人は、ただ「止めてもらいたい」だけだ。どちらも丁寧な説明などこれっぽっちも望んではいない。 それをこのように「読み替え」て、陳情。市長自身が、「国」の方針に反抗する気はない…