人工股関節置換術

昨日友人と、天ぷら屋さんに食事に行きました。年齢は違うのですが、同じ仕事をしていた縁で、毎月、ランチや夕食、時には飲みにもいっています。もちろん手術のことも知っていて、心配もしてくれます。 帰り際、駅に向かって歩いていると、 「足はどうやいね（どうですか？）」 「お蔭さま。走るのはまだ怖いけど、駅の階段も普通に上り下りできるよ。傷はひりひりすることあるけど、時間の問題かな。」と私。 「歩き方、普通になったね。前はちょっと足引きずるようにしてたから・・・。良かった、良かった。無理せんとかんなんよ（無理したら駄目だよ） 」親戚のおばさんみたいな言い方に、思わず 「ふふふ。」 でも、見た目も治ったん…

12月中頃、「痛み止めの注射」をするために受診。今回は初診じゃないので、ほぼ予約時間通りに診ていただきました。 「あれから、どう？」 「今日は痛み止めの注射をお願いしたくて・・・」 「処置室でうつから移動して。私と一緒に手術をしてくれるDrが注射するよ。又吉に似てるんだびっくりするよ。今呼ぶね」 「・・・」 診察室にいらっしゃったDrの髪型・雰囲気（目元かな）。確かに似てるかも。執刀Drは助手として信頼してるみたい。処置室に移動して、 「注射はどこにするのですか？肩とか。」コロナの予防接種の感じかと思って聞いたら「股関節に直接するよ」とDr又吉。（どうやって？）診察台に寝かされ、Dr又吉ともう…

クリニックのDrが予約をしてくれた午前9時30分には、大学病院に行き受付をすると、受付の方が申し訳なさそうに「初診は一番最後になります」（えっ。いったい何時になるの？大学病院で待たされるのは慣れているけど・・・。心の声） もうそろそろかなと待合で待っていると、目の前のベンチに座ってにぎやかにおしゃべりしている皆さんは、どうやら私の執刀してくださるDrに股関節の手術をしていただいた方たち。思わず耳がダンボになりました。「調子がいいわよ」と言っている方。まだ、杖を突いている方。調子が悪くて来院している方。「どうしよう」ここにきて心が揺らぎました。 ようやく診察。12時過ぎていました。Drは「ごめん…

「股関節がつぶれていますね」と言ったクリニックのDrは、「対処療法だと今のまま、手術は人工股関節を入れる。ほら、長嶋一茂がやってたやつだよ。どちらにする？」と、言われても、今のままは痛いし、手術は怖いし・・・。 でも、手術をしたら、しっかり歩けるようになるし、靴下も履けるようになる。退職して時間ができて、これから旅行もしたいし・・・。そう考えると、手術のほうがいいように思えて、「手術にします。」と答えていました。 Drは、「そうだね。平均寿命は80歳を超えている。100歳まで元気な人もいる。手術はいい選択だよ」と。クリニックでは手術はできないので、「いい先生紹介するよ。スーパードクターだよ。」…

左足がすこし痛くても、大丈夫と、奈良旅行に出かけたのは昨年（令和6年）11月。正倉院展を見ることをメインに一泊二日。正倉院展は二日目に。 初日は「奈良大和四寺巡礼」の共通拝観券を購入し「長谷寺・室生寺・阿部文珠院・岡寺」を巡りました。 室生寺は、古くから女性も詣でることができたことから「女人高野」と言われている寺です。山肌に点々とある五重の塔や奥の院まで石段が続いています。頑張って、石段を登ったり下りたり。 長谷寺も山寺。「入山料」をお支払い。登廊は美しく気持ちは上がったけれど、さすがに「足、痛ーい。」と根を上げていました。 阿部文珠院は、平地のお寺。良かった。国宝の渡海文珠像が有名です。しか…

2025年4月2日 人工股関節置換術 手術をしました。今は自宅でリハビリをしながら過ごしています。仕事にも復帰しました。私の初めての体験を書いていこうと思います。もしかしたら、同じように悩んでいる人がいるかもしれないから。でも、これはあくまで私の場合。・・・。 「左の股関節が痛いんです」 診ていただいたのは4年前。 レントゲンを見ながらお医者様は「特に問題はありませんね」・・・・・・でも。だって痛いんだもの・・・。セカンドオピニオンどころか、4つの医院を回りましたが・・。どのお医者様も同じ診断。 4つ目のお医者様は「何か困ったことがあったら、また、いらっしゃい」と名刺を下さいました。それで、痛…

長嶋一茂さんが人工股関節置換手術を受けたことは、2024年の大きな話題となりました。 長年右股関節の激しい痛みに耐えながらも活動を続けてきた一茂さん。その痛みの原因や、手術を担当した名医、術後の経過について詳しく見ていきましょう。 長嶋一茂の股関節名医の技 広告の下に記事の続きがあります。ペコリ AmazonPR 股関節の痛みと悩みが消える本 作者:宇都宮 啓 日東書院本社 Amazon 股関節の問題と長嶋一茂さんの選択 長嶋一茂さんが直面していた右股関節の痛み。その原因は「寛骨臼形成不全」という稀な状態でした。この疾患では、股関節を支える寛骨臼が小さく、体重を支え切れずに軟骨が急速にすり減っ…