精神障害がひどくなると、リストカットなどの自殺未遂や、他人や物を傷つける(他害行為)などがみられます。一刻を争う状況では精神科へ緊急入院となります。 精神科への入院は「精神保健福祉法」に定められています。入院形態はさまざまで「対象と要件等」が異なっています。 今回は、精神障害で入院する5つのケースを紹介します。 任意入院 医療保護入院 措置入院 緊急措置入院 応急入院 まとめ 任意入院 任意入院は、本人の意思に基づく入院です。 医師が治療のために必要と診断した場合、本人の同意のもと入院します。 入院する際、精神保健指定医の診察は必要ありません。 症状が治まり、日常生活を送れるようになったと判断…