油須原線は、かつて嘉麻市にあった漆生駅と、現在も存在する赤村の油須原駅を結ぶ計画だった鉄道路線。 1966年に西半分の漆生駅-豊前川崎駅間が部分開業したが、路線としては油須原線を名乗らず、漆生-下山田間は漆生線(2024年4月14日踏破済み)、上山田-豊前川崎間は上山田線(2024年4月6日踏破済み)の延伸として扱われている。 その後、筑豊地区の炭鉱の閉山が相次いだため、東半分にあたる豊前川崎-油須原の工事が一旦中止されるなど停滞。さいわい苅田町に日産自動車九州工場が設置されることとなり、通勤輸送や関連企業が期待されて1973年に建設工事が再開。 ところが1976年に大赤字確実な路線として国鉄…