伝書バトは朝の運動中。 10数羽の鳩が上空を旋回している。人慣れしているせいか、 それとも曇天が理由なのか、比較的低い所を飛んでいる。 近くに来ると力強い羽音に行く人も思わず見上げている。 かつて"鳩ボケ”という言葉があった。自由に空を飛んで巣に 戻って来る鳩には人を夢中にさせる何かが有る様だ。 梅雨湿り鳩の羽音のキシキシと 追記 伝書バトは有史以来戦の必需品だったが、今は役割を 終えもっぱらレース鳩として飼われている。 1千㎞以上離れていても戻って来ると言うから帰巣本能は 凄いの一語に尽きる。 但し近年は磁場の変化によるものらしいが、長いレース での帰巣率の極端な低下が問題になっているそうだ…