一軒ごとの居住者名が記された地図。日本国外にはないとされ、配達や役所などで利用されている。近年は土地の利用履歴(地歴)を調べるために使われるようにもなった。第二次大戦後、普及したものである。 全国を網羅している出版社シリーズとしてはゼンリンの「ゼンリン住宅地図」が有名だが、他にも数社が一部の県をカバーするシリーズを提供している。 参考:http://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/theme-honbun-601006.php
「はじめて物語」の第三弾は、平岡陽明『道をたずねる』(小学館、2021年)。別府で、天沢永伍が興した地図会社「キョーリン」。設立7年目、社員は20名たらずで、零細企業の域を出ていない状態でした。が、創業社長には、「いつの日か、日本の全建物と全氏名の入った住宅地図を完成させる」という大きな目標がありました。キョーリンが辿った苦難の道のりと切り開き続けた新たな地平が描かれています。世の中には、絶対に間違えてはいけない印刷物が三つあります。それは、電話帳、新聞の株式欄、住宅地図です。日本に住宅地図を普及させた、国内最大手の地図情報会社「ゼンリン」がモデル。 [おもしろさ] 「間違いが許されない」地図…
トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。 地図のメインはGoogleマップ。 インターネットで地図を見られるようになって早二十数年。カーナビが発達し、さらにスマートフォンの登場でGoogleマップ等の便利な地図アプリが生まれたことで、紙の地図を見ることが激減しました。現在は個人のお客さんから直接、仕事をいただくことが中心になっているので、名前と住所を聞いて伺うことが多くなっています。電話で話しながら、Googleマップで調べ、ストリートビューや航空写真でざっくりとした家の状態や形状、屋根材の種類を見ることができるので、とても重宝しています。 住宅地図も活躍中。だけど古い! そ…
これは私の宝物 ※ 住宅地図です、主に鎌倉のもの。 鎌倉方面の住宅地図は、都内の図書館にはないので、鎌倉図書館でコピーしてきます。 先日『鳥取~珍魚祭』の時に、YUKI ねーさんが同じ趣味を持っていることがわかった。 女性の地図好きは珍しく、同好者に出会うのは初めてだった。 彼女は筋金入りで、大学も地理学専攻なんだとか。 地理学科は高校の地理とは違い、世界の各国の山脈や河川や、各地の産業を学んだ上でその知識をベースにして宗教・言語・民俗など地域性を探求していく学問なんだそうだ。 Aという地域とBという地域の間には、高い山で隔てられている。ゆえにAとBはあまり接点がなく言語・文化も違った発展をし…