「お仕事いろいろ(3)」の第九弾は、仲町六絵『京都西陣なごみ植物店 「紫式部の白いバラ」の謎』(PHP文芸文庫、2017年)。園芸の専門学校を出て、京都西陣にある花屋「なごみ植物店」の店員になったばかりの和久井実菜。姉の花弥が店長を務めるお店の一角に探偵事務所を設け、「植物の探偵」業を営んでいます。依頼人は、探偵料として店の商品を購入することになっているようです。一方、京都の公立大学の史学科で学び、京都府立植物園・広報部の配属された神苗健。「逆さまに咲くチューリップ」はありますかというという来場者からの問いかけを契機に、実菜の「助手」兼「依頼人紹介係」としてサポートすることに。実菜と健のコンピ…