出先で偶然、俵万智さんの最近の本を目にしました。「未来のサイズ」角川書店 www.amazon.co.jp 「天声人語」等でも紹介されていたとか。彼女の作品は昔から結構読んでいたのですが、今回初見で目に留まったのはこちらの句。 会わぬのが親孝行となる日々に藤井聡太の切り抜き送る ・・・これが一流の業か、と、またしても心地よい衝撃をいただきました。 タレントさんたちが俳句の作成にトライして、プロの先生にビシバシ添削を受ける、なんていうバラエティ番組も何度か見て、そちらでも上手な方は上手だと思ってましたが。(当該番組に何の文句もないですよ) 本作、三十一文字で、まったく無駄なく、場面設定やニュアン…