『誰も教えてくれなかった「死」の哲学入門 』内藤 理恵子 日本実業出版社 誰も教えてくれなかった「死」の哲学入門 作者:内藤理恵子 日本実業出版社 Amazon 実は年単位で積本にしていた。 入門とあるが、どうだろう。入門かなという疑問はある。「死」というテーマについて対決スタイルで10章。VSの視点があることで特徴をつかみやすいという利点がある。今まで漫然と読んできた本の著者の主張について、ああ、そういうことかという気づきがある。 ヴィトゲンシュタインが部屋にサイがいないとは断言できないっていうエピソードがなんかヴィトゲンシュタインで震える。 この本は読む人を選ぶ気がする。というのも、例示が…