こんにちは、パーソナルトレーナーの佐藤公治です。 内転筋群は太ももの内側の筋肉の総称で、殿筋(ヒップ)や腸腰筋(太ももの付け根)とともに股関節を安定させ、脚を横方向へ開くなどの働きがあります。 内転筋の柔軟性や筋力が衰えてくると、X脚やO脚となって歩幅が狭くなり、股関節やヒザ痛の一因となる場合もあります。 内転筋は硬くなりやすい部位ですが、伸ばしてリラックスすると血流が良くなり、脚の疲労を回復するなどの効果も期待できます。 内転筋群は、大内転筋など骨盤から大腿骨(ヒザ関節より上の部分)に付着する筋肉群と、ヒザ関節をまたぐ細長い薄筋で構成されています。 内転筋群は協働して、股関節を内転する(脚を…