各地で大絶賛の『ふつうの軽音部』。連載初期におススメされた時、数話で読むのをやめてしまっていた。 理由は主人公が余り活躍せずテンポが遅くて地味であり色恋沙汰やら何やらの人間関係が中心だったからである。 な、なんと本作一番の魅力である主人公・はとっちのボーカルが初披露されるまで8話もかかるのだ! (※「遠回りする度に見えてきたこともあって早く着くことが全てと僕には思えなかった」と歌わせる為の演出) それ以降もメンバー集めに時間がかかり、桃を加入させるための装置として女の友情の解散劇を見せられることに。 そのためブームにイマイチ乗れなかったのだが、16話が作品の明確な転換点となり、読むと印象がガラ…