埼玉県の別所沼公園には詩人・立原道造が設計した ヒアシンスハウスがあります。 この別所沼を訪れ、ここに5坪ほどの家を建てて暮らすことを 夢見た立原道造。 その夢は叶うことなく24歳で結核により亡くなりました。 立原道造の没後66年の時を経て 2004年、地元の有志や全国の立原道造を愛する人々の寄付により、 建設されたヒアシンスハウス。 それは、立原道造が遺した50枚を超えるスケッチをもとに 忠実に再現されました。 今回は美しい紅葉の別所沼公園と ヒアシンスハウスの写真を中心にご紹介したいと思います。 1、立原道造が歩いた道を 2022年11月12日の別所沼公園。 メタセコイアの木々が色付き、鏡…