青い壺 (文春文庫) 作者:有吉佐和子 文藝春秋 Amazon あらすじ 定年後、家でぼんやりする夫を持てあました妻は、世話になった副社長へのお礼にデパートで青い壺を買い、夫に持たせた。 読後感想 山田寅三は毎日印で押したように定時に家をで定時に帰宅する 妻の千枝ははサラリーマンとはどんな家でもこんな生活をていると思った それでも定年後嘱託で68歳まで会社で働かせてもらった 会社を辞めたあとは毎日家に居るばかり 妻も途方に暮れ世話になった副社長にお礼の品を持っていったらどうかと提案 妻はデパートで「青い壺」をみつけこれを贈ることにした 寅三はこれを持って副社長を訪ねお礼として贈答した しかしそ…