『夢酔独言』他勝小吉の著作物以外での、勝小吉関係の記述(とか漫画に関係あるくだりで出処を忘れそうなやつ)をこの記事にまとめます。何故なら資料が増えてきて、どの記述がどこに書いてあったか把握しきれなくなってきたので…。 この記事を読めば、マンガ『夢酔独言』のネタ元がだいたい分かります。 ・『氷川清話』(講談社学術文庫) ※勝海舟の発言を書き記したとされるもの 一両一分出して日蔭町で買つた一筋の帯を、三年の間、妻に締めさせたこともあつたよ。この頃は、おれは寒中でも稽古着と袴ばかりで、寒いなどとは決して言はなかつたよ。米もむろん小買いさ。それに親は、隠居して腰ぬけであつたから、実に困難したが、三十歳…