父は浮世絵を趣味にしていて、日ごろ文献などで勉強しています。 その中で、今日は葛飾北斎が売れる前の作品を紹介します。 葛飾北斎を名乗る前は、「勝川春章」という絵師に入門していて、 その人が師匠だったことから、「勝川春朗」という名前を師匠からもらったそうです。 その頃の名前「勝川春朗」のサインが入った絵があり、大変珍しいそうです↓ 春郎「金太郎に鷲と熊」竪大判 1787年~94年 www.kumon-ukiyoe.jp 大波のイメージの葛飾北斎ですが、名前を変える前の「勝川春朗」の作品があることを伝えたいと父は言います。 この金太郎の浮世絵は、子供の健やかな成長を願う縁起物として販売したそうです…