厚木市

いつも読んできただきありがとうございます！ワークショッププランナーのCARATです。 前回お知らせしたバスボムワークショップの予約が始まりました！ carat-workshop.hatenablog.jp 🌸 母の日バスボム手作りワークショップ 🌸 カーネーションのドライフラワーで華やかにデコレーションした、世界に一つだけのバスボムを作りましょう。 母の日にぴったりな、カーネーションでデコレーションします 日程：５月10日、11日（2日間） 時間：①10時～ ②11時～ ③13時30分～ ④14時30分～ ⑤15時30分～（各回30分） 定員：各回10名さま 費用：1個500円 （おひとり2個…

◆歌会報 2025年4月 （その２） 第１５４回（2025/4/18） 澪の会詠草（その２） 15・シャボン玉両手をあげて掴もうと追いかけ転び泣きだす幼（渡辺） 作者の見た光景はとてもよく分かるのですが、作者がそれをどんな心境で見たのかが今一つ分かりません。 どう見たのか。感想としてありきたりの言葉でまとめてしまうと“感想文”になってしまい詩になりませんし、かと言って作者がどんな心境（心理的方向性、作者の抱える背景）で見たからこそそう見えたのかが分からなければ“日記（記録）”になってしまいやはり詩にならないという。何年やっていてもまだ迷う、難しい問題です。 今回の場合、歌の中でかなり時間が経過…

◆歌会報 2025年4月 （その１） 第１５４回（2025/4/18） 澪の会詠草（その１） 1・たんぽぽの絮毛を風が舞いあげてあてなき遥か旅へいざなふ（渡辺） 春の季節感の見える場面や、絮毛（ワタゲ・綿毛と同じ）が飛んで行く様子を「あてのない旅」と捉える感性はとても素敵ですね。 ただ、「風が（主語）～～いざなう（述語）」という文体だと「風」の方が主役になってしまいます。文章としては「風」が主役なのに、感覚としては「たんぽぽの綿毛」を主役にしようとしているのでやや無理が生じ、「舞いあげて」と“歌いたい場面に至るための説明”をしてしまい、一番描写して欲しい“歌いたい場面そのものの説明”が足りなく…

トランス・ミッション・ジャパン神奈川探偵興信所のＨＰはこちら トランスミッションジャパン神奈川探偵社厚木市相談室 厚木市（温水 愛甲東 妻田南 厚木 愛名 下津古久 棚沢 旭町 山際 宮の里 金田 長沼 幸町）相談室は今調査をお考えの方に調査依頼の為の参考になればと思い、探偵社や各種調査についてかみ砕いて分かりやすくなるように書き出してみます。 まずは、自分が何で悩んでいて、どうすれば解決に向かえるのかです。 このポイントをしっかりと把握しなければ探偵社に依頼をする際に本当に必要な調査依頼なのか、必要以上の調査費用を掛けてしまっていないかなど的確に判断を行えます。 ポイントがはっきりしたら次は…

◆歌会報 2025年3月 （その１） 第１５３回（2025/3/21） 澪の会詠草（その１） 1・初音鳴くたどたどしさに笑みが湧きつい足を止めしばし聴きいり（渡辺） まだ若い鶯がたどたどしく鳴く様子が微笑ましく、つい足を止めて聴き入ってしまったという作者。 情景はとてもよく分かりますね。春先の季節感も感じられてとても良い歌だと思います。 ただ結句は「しばし聴き入る（いる）」と終止形にして終わらせてほしいと思います。 また短歌を始められたばかりの方としてはもう十分な出来なのですが、欲を言えば「笑みが湧き」「つい足を止め」というのはやや説明的に聞こえてしまいます。 初音の「たどたどしさ」をもっと詳…

◆歌会報 2025年2月 （その２） 第１５２回（2025/2/21） 澪の会詠草（その２） 12・まだ暗き子等の弁当作り終へ寒気の中で暁眺む（渡辺） 「まだ暗き」とすると「子等」へかかってしまうため、「まだ暗い子ら」という意味になってしまいます。まだ暗いうちに、という意味なら「朝まだき・薄明に・夜明け前・日の出前」などが良いのではないでしょうか。 またこちらも一首目と同じで「まだ暗い内から一仕事終えた作者が暁をどんな気持ちで見ているのか」がもう一つ見えてきません。 暗いうちから働いた作者へのご褒美のように思えたのか、時間内に仕事（弁当作り）を終えたとほっとするような気持ちなのか、こんなに働い…

◆歌会報 2025年2月 （その１） 第１５２回（2025/2/21） 澪の会詠草（その１） 1・阿夫利峰の山並蒼く冴え渡り朝の山肌吾に迫り来る（渡辺） しっかりと風景が見えてくる良い歌ですね。 「あふりね」の表記は「阿夫利嶺」が一般的かと思います。また結句は「迫り来（く）」として七音に整えてしまいましょう。 ただ朝の阿夫利嶺が蒼く冴え渡るという視覚的情報は、その景色を実際には見ていない読者にも見せてくれる素敵な表現ですが、作者がどういう気持ちでその景色を見ていたのかはこのままではちょっと伝わらないかな、と思います。 蒼い山脈を作者はどんな気持ちで見ていたのでしょう。寒いけれど清々しい朝の始ま…