前回の記事の続き。 manuller416.hatenablog.com 大仏殿内部、入って正面付近。大仏様(盧遮那仏、るしゃなぶつ)、いわゆる「奈良の大仏」。改めて見ると本当に巨大。西暦752年に開眼供養が行われたので、約1,300年前からここに鎮座している事になる。何度か戦火に遭って焼失し、頭は江戸時代、体の大部分は鎌倉時代に補修されている。 横から縦に。完成当時は全身黄金だったらしい。その金メッキをするためには大量の水銀が使用され、多くの死者が出たという。簡単に言えば、水銀に金を溶かして表面に塗り、火であぶって水銀だけを蒸発させて金メッキとする手法(金アマルガム法)。救いを求めて建造した…