a reflecting telescope
望遠鏡の一種。屈折望遠鏡が接眼鏡(接眼レンズ)+凸レンズという組み合わせであるのに対し、反射望遠鏡は接眼鏡+凹面の反射鏡という組み合わせを用いる。
屈折望遠鏡は大型化にどうしても制約がある*1ため、各地の天文台で用いられる大型の望遠鏡は、ほとんどが反射望遠鏡である。
長年アメリカのパロマー山にあるヘール望遠鏡(反射鏡の直径約5メートル)が世界最大だった*2が、技術革新*3の進んだ90年代以降、各国で続々と巨大望遠鏡が建設されるようになった。
*1:レンズの宿命である収差の問題と、あと対物側の凸レンズを大きくするのが難しい
*2:旧ソ連が1976年に6m望遠鏡を作っていたが、能力的にはイマイチだったらしい
*3:素材をはじめとする製造技術、コンピューターによる設計や運用支援など
再び三裂星雲を撮影しました。フィルターはIR/UVカットフィルターのみです。 前回撮影時に使用したQBPⅡフィルターに比べると発色がいいです。少しイメージに近づきました。 反射望遠鏡のBKP130は、接眼部が鏡筒から垂直にとび出すかっこうとなっており、赤道儀に載せた際の鏡筒バランスがとりにくいです。 今まではバランスを犠牲にして光条がXになるようにしていましたが、バランスを優先させたことで、光条が十字に戻ってしまいました。 鏡筒バランスをとりつつ光条をXにするには、スパイダー取付け基部のねじ穴位置を変更する工作が必要なようです。 M20 5,200光年 2022/5/10 1:07~2:42鏡…
1 仙台城に向かう 東北ツアー8・9日目(4/24・25)、車中泊の東北道菅生PAで目覚めました。さすがに月曜日の朝なので乗用車は少なく、トラックがほとんど。フェリーの搭乗手続きに時間が必要なため、余裕を見て早朝より仙台に向かいました。 仙台城は天守こそ残っていないものの、壮大な石垣から巨大城郭であったことが窺えます。慶長年間に政宗が築城してから、廃藩置県までの約270年に渡り伊達氏の城で、広さ約2万坪、大藩にふさわしい大規模な城でした。なお伊達政宗騎馬像は、3月の地震で傾き修復中、覆いが被さっていて見れませんでした。 (左)仙台城大手門脇櫓・復元 (中)大藩にふさわしい大規模城郭の石垣 (右…
2020年夏 誕生日旅行ですいぇーーーーい!!!前回更新のブログは、誕生日の豪遊として肉寿司を食べたりピザを食べたり。 今回は旅行ですいぇーーーい!といっても、コロナが流行り始めたこの頃は県外に行けず。県外ナンバー狩りなんて言葉をきき始めた頃。県内旅行です。 仙台万華鏡美術館 仙台市天文台 蔵王チーズシェッド 前編︰観光 中編︰宿泊先の事 後編︰チェックアウトして山形県の観光。の感じで書いていこうかなと。3週にわたってお送りしますが、内容はある程度濃いです!いつにも増して写真が多いです★ 仙台万華鏡美術館 タイトルにある地上の星=万華鏡の輝きとしてみました。捻ったつもりでしたが、もともと無い頭…
いつの世でも芸術家の魂を揺り動かすエピダウロスの劇場大宇宙を臨むその瞳には美の神秘が満ちているなぜなら大反射望遠鏡よろしく星界をいつも仰いでいるから 春の風 夏の風 秋の風 冬の風人々はいつでも悲喜交々劇場に至る風を承け魂にアスクレピオスの癒しを頂く そして芸術家は神々に応えるであろう宇宙に満てる気を承け それを時代に顕すのだ 宇宙の神秘 いのちの不思議 人生の謎を今日も解き明かすのだ遥かエピダウロスで演じるが如く https://youtu.be/Rc8bs7WXKcU yatcha john s. 「エピダウロスの風」
興味のある新刊書籍を羅列してます。
結局、ゼロアンプグロー回路搭載のASI 533MC Proを手に入れました。183MMとMCは放出し軍資金に充てました。 回り道しましたが、ごく短時間露光で済む明るい惑星はともかく、数分の長時間露光が必要なDSO(Deep Sky Objects)撮影には当然ですが冷却カメラの方が圧倒的にノイズが少なく向いています。実際に非冷却・冷却を使ってみてよくわかりました。 画像処理の段階で格段に手間が省けると思います。処理の腕と時間があれば、非冷却カメラでもそれなりのクオリティに高められると思われますが、今の私にはいずれもありません。 本日はだいぶ月が明るかったですが、ASI 533MC Proのファ…
事の起こり スパイダーによる光条を基本から じゃあ、どうやって光条を短くするか? SHARPSTARの長い光条の原因と対策 スパイダーが鋭い 光条を抑える対策 対策の結果 まとめ 事の起こり SHARPSTARの反射鏡は、たまに星から長い光条がでます。下の写真は、同メーカの13028HNTを使用されているふうげつ* (@fugetsuphoto) | Twitter さんからお借りして引用してます。13028にEOSのcooled6Dを取り付けて、トータル48分の露光によるアンタレス付近です。 写真左下のアンタレスから、右上方向に長ーーい光条が伸びています。まるで人工衛星のようです。顧問も以前…
「シ-ソ10cm 反射望遠鏡」製作動画 ご覧いただきありがとうございます。続編として動画編集しようと思ったら、どうもうまくいかない、多分というかまちがいなく動画の記憶媒体が当方使用の編集媒体は古く、バ-ジョンが互換していない模様です。 まあ何とかなるような気もするので、お待ちください。 ( MIZAⓇ天文G ) www.youtube.com
ケンコーのNEWスカイエクスプローラーSEII-J赤道儀を購入してからほぼ6ヶ月経過しました。だいぶ理解できてきたのでその使用感を書き残しておきます。ちなみにほかの赤道儀は使用したことが全くないので、その前提で参考にしてください。ちなみにこの赤道儀、Sky-watcherが、製造してまして海外でHEQ5proという名称で販売されているようです。天文ショップの店長さんに相談したところすすめられるままに購入して総じて満足しています。ちなみにいつかは国産赤道儀が欲しいなあとか思っていますが、一生無理な気がします。 フラットフレーム撮影中の赤道儀 1 価格◎台数限定特価で購入。14万円を切るくらいの価…
晴れ。8度。 8時に起きる。 朝餉は、バナナ、リンゴジャムを塗ったロールパン、ミルクティー、煎餅。 『天文日記』(石田五郎著)より抜粋―― 一七八一年の三月十三日は火曜日で、この夜一〇時すぎにウィリアム・ハーシェルは双子座の一隅に天王星を発見した。 ウィリアム・ハーシェルは、一七三八年、当時イギリス領であった西ドイツのハノーヴァで軍楽隊のオーボエ奏者の子として生まれた。幼時より父から音楽を仕込まれたウィリアムは、一七歳で父のあとを継ぎ音楽隊のオーボエ奏者となった。しかし、翌一七五六年にはじまった七年戦争に従軍して健康を害し、五七年には単身イギリスに渡り、音楽教師として身をたてるかたわら、天文学…
今日は仕事終わりに 裏山倉庫に置いてある 天体望遠鏡の手入れをしました。 もう何年も使っていないので レンズにカビが生えていて クリーニングするのに時間が かかりました。 今日は屈折望遠鏡と三脚を 手入れして終わりにしました。 今度は反射望遠鏡と 赤道儀を手入れします。
数日前のことになりますが、小惑星探査機「はやぶさ 2」の帰還カプセルの特別展示を観に明石市立天文科学館へ行ってきました。こんな時期なので行くべきか行かざるべきか最後まで迷ったのですが、2回目のワクチン接種を受けてからまだそれほど日が経っていない事と、予約状況を見る限り土日以外はかなり空いている状況だったので、思い切って行ってきたという次第です。滅多に無い機会ですしね・・・。 訪れた日は雨こそ降りませんでしたが、あいにくのどんよりとした曇り空。奥にある時計塔は「日本標準時(Japan Standard Time:JST)」の基準となる、東経 135度の子午線(天文経度)がちょうど通るところに設置…
2021年4月初版第1刷 センジンファイル142 宮城 一力健治郎(1863~1929) 「河北新報」を創刊し東北の発展に力をつくした センジンファイル143 山形 斎藤茂吉(1882~1953) 精神科医と歌人 ふたつの道を歩む 精神科医として働きながら1万8千首の短歌をつくる センジンファイル144 茨城 横山大観(1868~1958) 東京美術学校・校長の岡倉天心が学校をやめると、大観は仲間とともに学校をやめ、日本美術院をつくる。日本画の新しい技法「朦朧体」を生み出す。生涯に2000点をこえる富士山の作品を残す。台東区池之端1-4-24に横山大観記念館があるので、行ってみよう。 センジン…
野鳥を撮るようになって、どうしようもないけど、なんとかならないかと思うのがデカくて重い望遠レンズ。特にスズメサイズ程度の小鳥類を撮りたいので、焦点距離は長ければ長いほどいいと思っています。 現在使っているのはAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR。 このレンズは本当にデカくて重い。 と言うことで、なんとかならなかと考えて思いついたのがレフレックスレンズです。 レフレックスレンズと言うのはニコンの呼び方で、ミラーレンズとも呼ばれるレンズ。つまりは反射望遠鏡なので、乱暴な言い方をすれば、光をレンズ内にあるミラーで反射させて焦点距離を稼いでいるというもの。 そこで、中古…
雪、のち曇り。2度。 7時に起きる。 雪は30センチほど。重い雪をかく。除雪車が残していった塊が石のように動かせない。 本が届く。石田五郎著『天文台日記』(中公文庫)。 朝餉は、大福餅、バナナ、ルイボスティー。 石田五郎の文章を知らずに来た。その不明に恥じ入る。一人、大きな反射望遠鏡の中に入り、夜ごと写真を撮り夜空を見つめ続けてきた。彼の平文は、いつのまにか望遠鏡の鏡面のように磨き上げられ、知らず知らずのうちに詩人となっていたのである。 昼餉は、ブルーベリージャムのトースト、ミルク。 夕餉は、納豆、きんぴら、ベーコン、目玉焼き、味噌汁(人参・玉葱・南瓜・油揚げ・豆腐・小松菜)、ご飯、ルイボステ…