a reflecting telescope
望遠鏡の一種。屈折望遠鏡が接眼鏡(接眼レンズ)+凸レンズという組み合わせであるのに対し、反射望遠鏡は接眼鏡+凹面の反射鏡という組み合わせを用いる。
屈折望遠鏡は大型化にどうしても制約がある*1ため、各地の天文台で用いられる大型の望遠鏡は、ほとんどが反射望遠鏡である。
長年アメリカのパロマー山にあるヘール望遠鏡(反射鏡の直径約5メートル)が世界最大だった*2が、技術革新*3の進んだ90年代以降、各国で続々と巨大望遠鏡が建設されるようになった。
*1:レンズの宿命である収差の問題と、あと対物側の凸レンズを大きくするのが難しい
*2:旧ソ連が1976年に6m望遠鏡を作っていたが、能力的にはイマイチだったらしい
*3:素材をはじめとする製造技術、コンピューターによる設計や運用支援など
いかなる気質を2人は個々に体現していたか。 第125投。558べージ、560行目。 What two temperaments did they individually represent? The scientific. The artistic. What proofs did Bloom adduce to prove that his tendency was towards applied, rather than towards pure, science? Certain possible inventions of which he had cogitated when re…
7/14放送のNHK・BS コズミックフロント(7/21再放送)の中で、フーコテストをしている映像を見ていて懐かしくなりました。ちょうど、昨年9月に40年以上も屋根裏で保管していた、研磨に使っていた研磨台や研磨剤他を廃棄処分しました。その時に名残惜しいので写真を撮っていました。ただ、ナイフエッジ部やフーコテスト台の画像がありません。XYステージは既製品だったのでオークションに出しました。最初に良い鏡?ができたので将来、研磨に力を入れたいとも思いましたが、大量生産化やアルミ蒸着費の高騰に押され諦めました。中村要さんや木辺さんの鏡は現在でも名鏡として活躍しています。
梅雨明け宣言の週は晴れが続いたが、その後、特にこの地方は、曇天、特に夜は星が見えない日が続く。毎年、この時期に鏡の洗浄を実施している。この一年、使用頻度が少なかったのか、それほど埃も無く、汚れは見られなかったが、暇に任せ、光軸調整も含めてやることに。洗浄といっても、中性洗剤の水溶液につけたティッシュペーパー(良い子はまねをしない)で軽くなぞり、後は水道水の圧で流すだけ。ブロアで水滴を飛ばして乾燥すれば完了。主鏡はセルごと、斜鏡もスパイダー付で外し、位置やねじ山にマーカを付けているので、脱着しても光軸は大きく狂うことはない。調整ボルトのロックは緩まないように手締めよりやや強いトルクで締めているが…
13センチ反射望遠鏡と、ナローバンドフィルターを装着した正方形1インチセンサー搭載冷却CMOSカメラの組み合わせで、馬頭星雲を撮りました。 昨晩は撮影対象をひとつに絞り、約7時間撮影しました。 短い露出時間ではなかなか現れてこない分子雲をあぶり出すことができたと思います。 IC434 1,500光年 ステラナビゲータ11より 2023/11/22~23鏡筒:Sky-Watcher BKP130(D130mm FL650mm)、Sky-Watcher コマコレクター(F5)架台:iOptron CEM40カメラ:ZWO ASI 533MC Pro(Gain=100 Temperature=-20…
2023/11/15 メイン機材の撮影対象の高度が低くなったので撮影終了。時間が中途半端に余った。淡い対象を撮るには残った時間が短いので苦しいときの球状星団を。Mの大きな星団を探したがちょうど良い対象は無いようで、やまねこ座にある小さいが恒星と並んで美しいNGC2419を狙う。 反射望遠鏡の光条が目立ちすぎるので、屈折で撮影した方がいいのかも。 ノートリはこちら NGC24192023/11/15GS-200RC フラットナーZWO ASI2600MC Pronone filtergain=158 -10℃600s x16cutAZEQ6GT猪名川町
寒暖差が激しくなり、体調管理が難しい時期になりましたね。北国では初雪が降る中、まだまだ扇風機を出しっぱなしにしている四国民です。 キャンプでは、そろそろダウンシュラフにブランケット、ガスや薪のストーブが要るかなー?と思う一方、まだまだ森林香(蚊取り線香)も手放せません。 今回は高知県仁淀町にある、かつての小学校を改装した「仁淀町観光センター・秋葉の宿」のグラウンドにて、夫と友人とのトリオでソロキャンプとなりました。 こちらは松山と高知をつなぐ国道33号線の中間地点で、清流・仁淀川の大渡ダム湖畔に位置しています。 正面の茶色い建物が秋葉の宿(受付) 料金体系は少し変わっていて、1グループ1000…
静岡観光の翌日に、近くのゆる山、満観峰(470m) に登りました。花沢の里からのハイキングコースです。平日でしたが登山口に近い駐車場は満車に近い状態で、同じような高齢者で賑わっていました。数年前にここに来たときは山頂から残雪の富士がクッキリ見え、もう一度訪れたいと思っていました。この日は快晴でしたが風も止まり、富士はかすんでいました。しかし、絶好のハイキング日和で良い汗をかきました。その後は、予定のディスカバリーパーク焼津天文科学館に行き、天文台を見学をさせてもらいました。望遠鏡は静岡県最大の80cmの反射望遠鏡です。昼間ですがアルタイルを80㎝で観ることができました。土日はいつも観望会をやっ…
引き続き11月1日の木星の再処理をしていたのですが…仮処理で弱めの wavelet をかけたスタック済画像を見ていると、イオの表面の濃淡のパターンが複数の画像の間で一貫性があるように思えて、これってひょっとしてイオの模様が写ってる?ということで確かめてみました。まず HIROPON さんのブログ記事にもあるように、イオの移動速度が速くて普通に撮ってスタックしてもブレて楕円形に写ってしまいます。しかも AutoStakkert! 3 で自動選別されたフレームが撮影開始時付近と終了時付近に偏っていたりするとスタックした際に偽の模様ができてしまう可能性があります。なので、なるべく撮影時間を短く区切っ…
はじめに 設立 博物館の中 設立経緯 博物館のコンセプト 産直市 おわりに 追記 はじめに 山の中に世界初の天体望遠鏡博物館があります。 「なんでこんなところに!」と思ってしまいましたが、多くのボランティアスタッフにより運営される「みんなのちからでつくる博物館」として、地域の活性化に役立っているようです。 設立 2012(平成24)年にさぬき市の多和小学校が閉校となったため、学校の施設をリユースすることで2016(平成28)年3月にオープンしました。 博物館の中 入り口 中に入って受付をすますと、ボランティアのガイドさんが施設を案内してくれます。 1階から3階までを、すべて解説付きで30分以上…
本日は3週間ぶりの国東半島峯道。博多8:02発のソニック5号に乗車して国東半島を目指す。いつもよりも新しいソニックが入線してきて嬉しくなる。 特急ソニック5号は885系の電車での運行だった いつも乗車するソニック1号は883系での運行 885系は運転席が液晶ガラス マスコンをブレーキ位置にするとこうなる 10:00に杵築に到着し、10:06発の日豊線各駅停車に乗り換えて一駅先の大神(おおが)に10:09に到着。大神駅前バス停から11:03に大分交通国東観光バスに乗り換えて、12:08に武蔵バス停に到着。 杵築駅 各駅停車の日豊本線に乗り換え 大神駅で下車 大神駅 バス停は100mほど離れた国道…
PENTAX Qの最大の特徴は、 小さいセンサーを持っているが、 マウントアダプターを使用することで フルサイズやAPS-Cのレンズが使用できる点である。 レンズの焦点距離はフルサイズ換算で QおよびQ10では5.5倍 Q7およびQ-S1では4.6倍となる。 使用したレンズはタムロンの55BB… 反射望遠鏡の技術が使われた手のひらサイズの500mm F8レンズであり、 1983年発売のマニュアルフォーカス専用レンズである。 マウントアダプターをかませて Q7で使用するとフルサイズ換算焦点距離は2300mm。 Q7であれば2750mmになる。 撮影日は23日の夜で、月齢8.4…半月は前日、22日…
13センチ反射望遠鏡でばら星雲を撮影しました。 フラット補正が上手く行かず苦労しました。 LEDトレース台を用いて撮ったフラット画像も、朝方の空を撮ったスカイフラット画像も、条件をいろいろ変えて試してみたものの、いずれも過補正となってしまい上手く行かず。 光源が明るすぎるのが原因ではないかと考え、乳白色のビニール袋を筒先に被せて輪ゴム止めし、夜空を撮ったフラットで補正してみたところ、それなりに補正できたように思います。 4時間超のデータが無駄にならずにすみました。 【追記】 その後、LEDトレース台を使ってフラットを再撮影。 露出時間を短くし、明るさを調整することでよりフラットが合いました。 …
スポーツオプティクス市場規模は2023年に21.6億米ドルと推定され、2028年には25.0億米ドルに達すると予測され、予測期間中(2023-2028年)のCAGRは2.94%で成長する見込みです。 様々なレベルで数多くのスポーツ種目に出場するアスリートに一流の施設とトレーニングを提供するための世界各国の政府による投資は、市場をさらに強化すると予想される。天文プロジェクトの進歩には、観測を完璧に見たり記録したりするためのガジェットが必要である。天体望遠鏡は、人間の目では決して見ることのできない遠くの天体を正確に見ることを可能にする。 主なハイライト 2022年8月-NASAは宇宙を探査する新し…
2023.10.16にレーザーコリメーターが届きました。通常のコリメーターでの光軸調整に自信の持てない私の蜘蛛の糸です。さっそくR200SSで試しました。目に自信のない私にとって通常のコリメーターより調整が楽でした。レーザーコリメーターで調整後に従来のコリメーターで確認したところほんとにスッキリ光軸が合ってました。しかし、R200SSを回転させて接眼部の位置を変えるとそれだけで光軸が動きました。つくづく反射望遠鏡は難しいんだなと実感しました。そしてその晩に撮影を実施しました。目標はNGC7023です。前日に星の流れた対象です。撮影する前に暗い中、もう一度レーザーコリメーターで光軸を確認しました…
ヤフオクで入手したR200SSですが初めての反射望遠鏡ということで、上手く使えていません。セレストロンC5よりは映像は良さそうですが、その大きさをカバーするほど気に入ったかというとそうでもなく、コリメーターで光軸調整を試みてもそれが合っているのかいないのか判断もできず、手をこまねいています。そこでネットでの情報をもとに一度解体し、再組立してみました。(セレストロンC8ではこれが成功しました) 解体して最初に気が付いたのは主鏡の止め方が非常に緩く、傾けると少しずれるような。あまり固く締めると鏡が歪み星が円にならないということですがあんまり緩いのもナーと思いました。もう一つは主鏡の一部が以下の写真…
10月の新月!天気がよさそうな日にやっと自宅を出て、近場の豊田市の高原に突撃しました。最近、夜間の気温が急激に落ちているのでかなり厚着をしていきましたが、かなり冷え込みました。防寒着を追加購入しないと危険かも?撮影は、M45→魔女の横顔(IC2118)を撮影することにしました。魔女といえば季節的にハロウィンなのですが、私としては、水星の魔女を全話視聴済み&ガンプラ好き(子供が欲しがってることにしてキャリバーンを発売日に並んで購入。)なので、そういう意味?でIC2118の撮影は成功したいところです。というかですね。ハロウィンのイベントなんか学生時代なかったし、あっても非リアな私には無理! 望遠鏡…
何かと忙しく天候も悪かったため、4か月ぶりの撮影となりました。割れた鏡を新調し、復活を遂げた13センチ反射望遠鏡と正方形1インチセンサー搭載の冷却CMOSカメラの組み合わせで、ケフェウス座の象の鼻星雲を狙ってみました。撮影の段取りや画像処理のやり方等すっかり忘れていました。 gain設定が高すぎたようで、星が飽和気味です。 しばらくリハビリです。 IC1396 2,400光年 2023/10/6鏡筒:Sky-Watcher BKP130(D130mm FL650mm)、Sky-Watcher コマコレクター(F5)架台:iOptron CEM40カメラ:ZWO ASI 533MC Pro(Ga…
やっと以前から欲しかった「ニュートンの反射望遠鏡のレプリカ」を手に入れました。 学研の「大人の科学」の付録ですがヤフーオークションで見つけました。 スマートホン程の大きさですが、実際にのぞける本物の作りです。 私の持っている天体望遠鏡は反射式が多いです。それは口径のわりに価格が安くおてごろだからです。そんなことから世界で初めて反射望遠鏡を作った「ニュートンの反射望遠鏡」が欲しかったのです。 初めて公表されたのは1671年ですから今から350年ほど前ですが、今でも最新鋭の天体望遠鏡は反射式がほとんどですからすばらしいものです。 実際にこのレプリカで景色と月を写してみました。 ニュートンが見た感じ…