台湾の東南、東を太平洋、西を平均標高2,500メートルの中央山脈を臨む位置にある。面積は3,515.2526km²であり、台湾の全面積の9.78%を占めている。フィリピン海プレートとユーラシアプレートの造山作用により形成された地形は平地に乏しい急嶮な地形であり、またサンゴ礁によって形成された海洋地形がその特徴である。
前回の記事では、台湾随一の米どころ「池上郷」で、最高級ブランド米「池上米」を堪能する体験をご紹介しました。実は、その美味しいお米が育つ田園風景を、もっと自由に、もっと近くで楽しめる方法があったのです。 それが今回ご紹介する「伯朗大道(ブラウンアベニュー)」での電動バギー体験です。 伯朗大道とは まるでアメリカのRoute 66を彷彿とさせる、稲田を分かつまっすぐな一本道 伯朗大道は、池上の田園地帯を東西に貫くなが~い一本道。その名は、かつてここで撮影された缶コーヒーのCMに由来します。のちに台湾の人気俳優、金城武さん出演の航空会社CMのロケ地にもなり、一躍有名スポットとなりました。 電柱のない…
台湾一のブランド米「池上米」の産地、台東県池上郷へ行ってきました。 「台湾にも美味しいお米があるんですよ」 台東在住の友人がそう教えてくれたのは、台湾東部への旅を計画していた時のこと。確かに、日本人である私たちは、ついつい台湾=麺類のイメージを持ちがちです。しかし、実は台湾にも誇るべき米どころがあったのです。 今回は、収穫の最盛期である11月初旬に、台湾随一の米どころ「池上郷」を訪れ、その最高峰ブランド「池上米」を堪能してきました。 池上郷・池上米について 稻米原鄉館との出会い 金色に輝く稲田を眺めながらのランチタイム 風呂敷包みの素敵なランチコース 文化と買い物を楽しむ まとめ 台湾・香港・…
台東県のブヌン族の集落で、伝統的な生活を垣間見る体験をして来ました 台湾には、漢民族以外にも数多くの先住民族が暮らしています。その中でも、台湾中央山脈南部の高地に暮らしてきたブヌン族は、独特の文化と伝統を今日まで守り続けている民族として知られています。今回は、台東県にある「布農部落休閒農場」を訪れ、彼らの伝統文化に触れる機会を得ましたので、その体験をご紹介したいと思います。 ブヌン族(布農族)について 1900年のブヌン族 Wikimedia Commonsより ブヌン族(布農族)は、かつて海抜2000メートルを超える台湾中央山脈南部の高地に暮らしていた山岳民族です。彼らの生活は自然と密接に結…
日本から友人が来たので、一緒に台東に行きました! 友人は、過去に台湾に留学したことがあり、中文を話せる上に、台北や台南などの主要な観光地はだいたい行ったことがある、ということで、二人とも行ったことがない台東に行くことにしました。 台東は南北に長く、面積も大きいので、公共交通機関での観光には限界を感じ、KKdayのツアーに申し込みました。 KKdayの台東ツアー 加路蘭遊憩区 Pacefongan(巴茲風岸)都歷沙灘 三仙台 成功で昼食 交通部観光局東部海岸国家風景区 東河橋風景区 金樽遊憩区 新東糖廠文化園区 水往上流遊憩区 台東駅(ツアー終了) おわりに KKdayの台東ツアー 日程:朝8時…
台湾原住民がたくさん暮らす台東。 台東には美味しい「原住民料理」のお店が、たくさんあります。 その中のひとつ、こちらのお店へ行きました。 入り口には、民族衣装のスタッフさんが並んでお出迎え。 そして、広い広い店内の 特等席に案内してくれました。 生演奏が行われるステージの、目の前の席。 ライブが行われるステージ。ステージ前の広場には、東海岸のマストアイテム・ブランコ 予約しておいて良かった! メニューはこちら。 ほんとうは、1番食べたかったのは「鹹魚木桶飯」 View this post on Instagram A post shared by Sibyl C (@astral_si) 注文…
台東の海沿いにある「小さな魚の家」におじゃましました。 住んでいるのは小さな魚だけれど、 家は大きい。 建物2つに、広いお庭。 お庭からは、海が見わたせます。 台東の海は、深い青色 台東の広い空と広い海が見渡せる、抜群のロケーションのカフェです。 メニューの一部はこちら。 ドリンクメニュー。種類が豊富 ドリンク2品、料理2品を頼みました。 写真奥のドリンク「冬瓜檸檬」NT$60 この日は、5月初旬で30度超え。そして台東の強い日射し。 やっぱり冷たいスムージーが飲みたい! パイナップルスムージー「鳳梨冰沙」NT$120 あぁ、幸せ。 食事はチキンのホットサンド と、 タルタルチキンのホットサン…
あるいは引っ掛け問題として、漢検にでも出題(だ)された例(ためし)があるんじゃないか。 「酒」の部首はサンズイではない。 酉(とり)である。 こいつをパーツに含んだ文字は、大抵酒か、さもなくば発酵製品にかかわりが深い。 酌、酔、酩、酢、酪、醤あたりが代表的だ。「醵」や「酋」なんかもまた然り。寄付金集めの古風な呼び名を「醵金」というが、本来「醵」の字はただこれだけで「金を出し合って酒を呑む」という意味を持つ。 「酋」の方もよく似たものだ。「酋長」といって、専ら未開部族のオサを指す単語に用いられるが、実はこれ一文字だけでも「よく熟した酒」を表している。 飲酒によって得られる酔いは、屡々神秘体験に役…
台東でふらっと立ち寄ったカフェが、とても素敵でした。 台東は、台湾の東海岸線沿いの、南のほうにあります。 その市街地に、静かにたたずむお店。 平家造りの古民家で、広々としたお庭を抜けて入り口に向かいます。 お店全体が、ゆったりとした空気。 長距離ドライブですこし疲れていたので、甘いものをいただきました。 雪だるまみたいなスイーツは、シュークリーム。 大きなシュークリームの上に、小さなシュークリームを乗せるだなんて! 店名の「太麻里」は地名で、台東の南に位置し、コーヒー豆の産地です。 お店では、太麻里コーヒーのハンドドリップも味わえます。 台湾でもあまり出会えない台湾産コーヒー。 台東はすこし遠…
利用者が少なく電車は止まらなくなってしまったけれど、その美しさをひと目見ようと観光客がやまない駅がある。 台湾の東側、台東県の南のほう。 電車が止まらないので、車でむかいます。 このあたりでは、海のすぐ近くを高速が走る。 空と海と緑だけが広がる道。長距離移動も苦にならない、気持ちの良いドライブ道。 目的地に着くと、まずは屋台の歓迎をうけます。 ソーセージ片手に屋台の並ぶ道を抜けると、 小さな小さな駅に到着。 台湾でもっとも美しいといわれている駅です。 電車の通過時刻が近づくと、みんなカメラを構えはじめて パシャパシャ、 パシャパシャ。 駅を楽しんだあとは、もう1箇所。 駅から少し坂道をのぼった…