講演会に参加してノートを取ったので整理。 概要 人が亡くなった後に埋葬するのは一次葬。その後白骨を選び出して土器に納めてもう一度葬るのが再葬。東日本では弥生時代前半に弥生土器の壺の骨を納めていた(そのため壺再葬とも呼ばれる)。この独特の葬儀方法は弥生時代中期の中頃まで続くが、それ以降はパタッと無くなる。この交代劇は大きな変化であり、墓制が無くなってしまった理由を社会現象として捉えるべき。稲作が行われたことにより定住が進んだことで墓制の変化が生じた。再葬墓の時期は頻繁に移住しなければなかったが先祖の遺体を放置して行くのは忍びなかったので骨を壺に入れて移住先に持ち運んだ。だが稲作で定住が進んだこと…