命あっての人生ですよね。今すごく実感しています。 上野戦争に参加したものの、絶賛先生と暗闇の中を敗走中です。先生は「討幕なんて一過性のブームだろ」や「俺には勝ち馬に乗る才能がある」だの参加理由はそんな感じだったが、おそらく一番の決めては彰義隊の響きが気に入っただけでしょう。誘う友達がいないから私を誘うのもどうかと思うが、ついてきた私も私だ。 雨の中、とにかく移動を続ける。新政府軍に見つかろうもんなら、ひどい目に遭うことは目に見えている。こんな闇バイト参加するんじゃなかった。いくらお金に目がくらんでしまったとはいえ、死んでしまったらもともこもない。ちなみに先生は敗走が決まってからはダンマリだ。先…