曽我ものといえば、よく出るのが寿曽我対面。 五郎と十郎が出てきて、親の仇とであい、やあやあとなります。 勇ましい五郎と、それを諫める十郎とゆったりと受け止める工藤。そして周りを固める様々なキャラクターがも~素敵!という感じです。munakatayoko.hatenablog.com 曽我もののバージョンは色々ありますが、今回のものは20分程度で短いけれど、ダイナミックでした。それは、「鶴ケ岡石段の場」があったから。幕開け、花道から飛び出してきて走ってきた奴ふたり。どうやら巻物を取り合っている様子。近江小藤太成家の奴早平、八幡三郎行氏の奴色内です。ふたりは争いながら、上手へ引っ込んでいきます。幕…