今日ご紹介する本は、十数年ぶりに再読したダニエル・キイスさん(翻訳:小尾芙佐さん)の”アルジャーノンに花束を”です! アルジャーノンに花束を〔新版〕 作者:ダニエル キイス 早川書房 Amazon 1999年に早川書房の文庫本で初版となっていますが、初めて読んだのは中学生くらいの時ですかね~。その後、何度か読みましたが、読むたびに印象の変わる本です。 本の内容 主人公のチャーリー・ゴードンは32歳で幼稚園児並みの知能しかありません。ある日、大学の臨床試験の対象に選ばれて、知能が向上する手術を受けます。ちなみにタイトルの”アルジャーノン”と言うのは、チャーリーの前に動物実験で手術をしたネズミの名…