最果ての地ではなかった!これだけの神社があるとは。 向津具半島の広さは、最長地点でも、東西に15km、南北に9km。そして人口が最盛期でも5,000人未満。この規模の地域に数百年前から、八つの神社が存在し、それぞれに氏神様が祀られていたのです。現代では最果ての地に思われがちですが、前回の記事と併せて見ると、古代から続く歴史と文化を持っていた土地であることがわかります。地図上に示した番号順に(所在地も地図のとおり)、神社を紹介します。尚、掲載した地図は旧油谷町制作の新油谷町史から引用しました。 まず長い歴史と、多くの氏子を持つふたつの神社から。 ①「向津具八幡宮」当地で最も氏子数の多い神社で、大…