『歎異抄』で、もっとも有名な言葉だろう。 「善人なおもつて往生をとぐ。いはんや悪人をや。」 分かるような、わからないような、、、言葉だな、と思うので、ちょっと、深堀。 『歎異抄』は、親鸞の没後20数年が過ぎた正応元年(1288)頃に書かれた書物で、著者は親鸞の弟子であった唯円(ゆいえん)と言われている。親鸞の教えの手引きとして書き記したのが、『歎異抄』。 親鸞は、阿弥陀仏への絶対的信仰を往生の要義とした浄土真宗を広めた人。その、親鸞の教え。念仏さえとなえればいいって、、、ま、そういうものが求められた、混乱の時代だったのだ。 親鸞については、いつか、もっとじっくり読んでみようとおもいつつ、、まだ…