春風亭一之輔師匠の次に大好きな落語家、三遊亭兼好師匠の独演会に行きました。観客を笑わせる力だけなら、ひょっとしたら一之輔師匠より上をいっているかもと思えるぐらい、爆笑の夜でした。人間半世紀も生きていると本当に腹筋が痛くなるほど笑えるって滅多にないですから、本当に楽しかった。よく「話芸」っていいますけれど、落語家のパフォーマンスは口先だけではなく、表情や身体の動きも高度な芸です。そしてこれこそ生で落語を鑑賞する醍醐味です。同じ芸でもYoutubeで観るのと眼前で観るのではまったく質が違います。一之輔師匠と兼好師匠の共通点を考えると、「独自の笑いのレトリックを持っている」ってことかなとおもいました…