嘉義

嘉義グルメといえば七面鳥を使った「火雞肉飯」 …ということで、嘉義市立博物館の一階で火雞肉飯をテーマにした特別展が開催中。 博物館の概要は以下の記事で紹介しているのでご関心あればぜひ。 dou4hua1.hatenablog.com 主な内容は、台湾における七面鳥の養鶏導入、七面鳥が食卓に届くまでのプロセス、関連統計、嘉義市内にある火雞肉飯店の紹介である。 火雞肉が食卓に並ぶまでの説明（一部） 台湾の畜産業に七面鳥が導入されたのは日本統治時代で、この時点では台北などの限られた場所で、黒羽の七面鳥が飼育されていた。 七面鳥の飼育を推奨する記事 北投を訪れた昭和天皇（当時は皇太子）が七面鳥を召し上…

嘉義市立博物館にでかけた。嘉義はなんどか旅行や仕事で来ているが、この博物館は初訪問。 エントランス 3階建てで、1回は特別展、2階で嘉義市の歴史や市内で見られる生き物を展示しており、3階では「交趾陶」と言われる、廟の屋根や柱の装飾として用いられる焼き物の展示を行っていた。 嘉義市のジオラマ 嘉義市の歴史紹介（一部） 焼き物は、屋根の上などに載せても負担にならないように、基本的に中は空洞になっているそう。 交趾陶 交趾陶はこんな感じで飾られている こんな感じにも配置される 嘉義には、交趾陶の職人が集積しているそうで、焼き物の製作工程や、各職人の作品紹介などもあった。 「この焼き物と同じポーズをせ…

嘉義の文化路觀光夜市にいった。 吳明捷投手の銅像のすぐ近くにあり、嘉義駅からも徒歩圏内。 吳明捷投手の銅像 カラフルな地瓜球と、雞肉飯スープつきをいただいた。 地瓜球は色によって味が違うと書いてあったのが、正直違いがわからなかった。私が味音痴なのかもしれん。 地瓜球 雞肉飯は、郭家雞肉飯でいただいた。うまい、うまい。 Googleマップの口コミは3.4とそこそこだが、結構お客さん入って賑わっていた。 店員さんが「目玉焼きのっけるかい？」と聞いてくださったのだが、確認したところ鶏卵ではなく家鴨の卵とのことで今回はなしにした（アレルギーのため）。 雞肉飯 2人で3品注文した アクセス 車道の両サイ…

阿里山森林鉄道の車庫がある、阿里山森林鐵路車庫園區にいった。 ここでは、現役の車両と昔の車両、両方を見ることができる。 車庫が見えた 車庫の中（洗車中） 今回は阿里山林業鉄道に乗らなかったが、別の機会に乗車したので、ご関心のある方はこちらからぜひ。 dou4hua1.hatenablog.com 個人的には、コロナ禍前、最後に台湾旅行した時に寄った場所という思い出がある（以下の投稿参照）。 この投稿をInstagramで見る www.instagram.com あの時は、しばらく台湾に行けなくなるとも、その後仕事で台湾に住むことになるとも予想していなかった。 人生いろいろあるけど、不思議と繋が…

日本統治時代の家屋が残る檜意森活村にいった。 メイン入り口 この場所は、日本統治時代は檜町、のちに檜村里と改名された場所で、檜町時代には、阿里山林業開発所が宿舎を建設したそう。 多くがカフェやショップなどにリノベーションされているので、お腹を満たしたり、一休みしたり、お土産を買ったりすることができる。 ご飯を食べるところはあまりないので、甘いもの食べに行くのにおすすめ。 日本風庭園 アクセス

台湾に来た母の希望で、嘉義の故宮博物院へいった。 今回は「蘭」をテーマにした展示「蘭亭的遊與思」の開催期間だったので、象牙小屏風（大きさはデカめの付箋くらい、清の乾隆帝時代のもの）や、蘭亭序の拓本原本を見た。 象牙小屏風 象牙小屏風（拡大） 蘭亭序の拓本原本 蘭亭序の拓本原本 ※蘭亭序は現物は消失していると言われているが、それを転写した「拓本」は現存しており、その一つが故宮にある。一般的な書物と白黒が逆なのは転写のためである。 学生の時に芸術の選択科目で書道を受講していたのだが、その時に行書の名筆として「永和九年〜」を真似して書いた記憶がある。 これまでも、故宮には至宝があると頭では分かってい…

自転車で街中を散策した際に、鍵の線路沿い公園にある「森林之歌」というオブジェに立ち寄った。 神木、阿里山鉄道をモチーフにしたものだそう。 森林之歌 解説（日本語あり） すぐ隣に線路があるので、時折電車の音をききつつ、電車が過ぎると鳥の囀りが聞こえる、落ち着いた空間だった。 中に入れる 内部の様子 森林之歌の天井 アクセス 嘉義駅から歩いて行うこともできるが、炎天下だときついかも。