はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と二十七 「ウソツキガ オオイ!」 「大切な人を守るために、不本意ながらも致し方なしに嘘をつかねばならなかった、なんてコトもあるかもしれないが、大抵は、嘘なんてモノは、所詮、己を守るためのオキテ破りのツールに過ぎない」 嘘は、己を守るためのツール、か~。 守るに値する「己」ならば、まだしも、その己がダークに塗(マミ)れまくっているような己だとしたら、嘘ほど罪深いモノはないかもしれない。 「『嘘つきは政治家と弁護士の始まり』などと自虐的っぽく毒突いていた政治家上がりのコメンテーターがいたが、ホント、マジ、政治家、政治関係者、嘘つきが多いよな」 嘘つきは泥棒の…