○木曜日の夕方、通勤 『地獄の底から』 地獄の底から念仏を唱えている 淡い望みなど抱かない 最悪想定、夢幻を抱くこそ哀れ (ああ、その通り、つまらない、実現しそうもない夢を、見続ける振りも止めだ) 善人だけが行ける天国への幻滅 おそらくは無人、居て数人しかいない 生きること、自体が他の命を喰らう (善悪の楔、生きてること自体が罪、冗談じゃない、偉そうにする権力者こそ、どうなのか) 何故念仏を唱えるのか 唱えることにより、一元論の世界と繋がる 唱えさせられている、という気づきと救済の証 (信心を必要せずとも、一元論、思いが救いになると知る、知は世界を変える) 世界、そのものへの幻滅が根底に 方便…