「妖怪の孫」 安倍晋三のコンプレックスの解消方法は、実祖父の誠実さや義憤にみられるような良質な資質に希望を見出さす思慮深さを持たず、安倍家の実父や実祖父に遠く実力が及ばない自らの欠損を安易に外戚の祖父、つまりWW2の戦犯である「キャッチ―な妖怪、岸信介」のネームバリューに頼り、安直な現代版の模倣に寄ったところにある。 そもそも大学をでていながら、そのレベルの一般教養も持ち合わせるつもりもなかった人物が、まるで鍵十字の独裁者に似たような「私的なコンプレックスの解消方法」を、公共の事案として場違いな場所で実行したのが、致命傷だったのだろう。 タイムワープしたかのような話だが、歴史は、誰が権力者であ…