日蓮 1222年-1282年
日蓮正宗の信者は日蓮大聖人と呼ぶ。
鎌倉時代の僧侶で日蓮宗の開祖
字は蓮長で死後のおくり名は立正大師
安房小湊(現鴨川市)の出身.
「法華経」によってのみ末世の国家の平安もありうることを悟ったとされる.
1253年,日蓮宗を開いた.
「立正安国論」で伊豆に配流される.その後,赦免されるが幕府や諸宗批判をやめず,佐渡に配流.また許されて甲斐身延山に隠棲した.武蔵国千束郡で没.
日蓮が「法華経を立てなければ国が滅ぶ」と主張し『立正安国論』を鎌倉幕府5代執権*1北条時頼に献上したのが1260年、文永の役が1274年、弘安の役が1281年、日蓮の没年は1282年である。
他にも色々な話があって日蓮は元寇を予言したとされ、日蓮宗が浸透する大きな要因となった。
極一部ではあるが、今も『日蓮大聖人に背く日本は必ず亡ぶ』と主張される方がいる。。。
*1:当時すでに退職していたが院政もどきで実権を握っていた。