台湾の世界保健機関(WHO)総会へのオブザーバー参加復帰を後押しする法案に、バイデン米大統領が5月13日署名し同法が成立、米国務省に復帰に向けた具体的な戦略策定を指示する内容でした、台湾のオブザーバー参加は蔡英文政権発足以来、中国共産党の反発により2017年以降実現していませんでしたが、アメリカの同法は「台湾の国際的な取り組みに対する中国の抵抗が増大している」と批判、新型コロナウイルス対策を含めて、台湾は世界の公衆衛生に貢献しており、国際的な協力から排除すべきではないと指摘しているものです。 毎年1回5月に開かれるWHO総会に、台湾は今年もオブザーバー参加できない見通しでしたが、先のアメリカ政…