駄作でもないが凡作でもないし、よく考え抜かれたドラマではあるが、最後になってシナリオが破綻した典型の失態作である。 警察と検察の闇という”パンドラの箱”を開けるミステリーだけあり、最初は慎重な出だしだが、登場人物も多く、謎解きも多様化していく。結果的にはこれらが致命傷となる訳だが、期待をもたせる展開にも思えた。 無実の罪を被せられて自殺した囚人や殺された判事・・その事件を追った主人公で元刑事のアトラスも同僚に投与された薬物の為に自身の記憶を失い、家族をも捨ててホームレスとなる。 誰が犯人で黒幕なのか?という推理ゲームの視座で追いかけると大きく裏切られる。というのも、真犯人は大方検察側にいるだろ…