不動産業界では、土地の単位は、いまだに「坪」を利用することが多い。 もちろん、契約書や重要事項説明書、広告表示などは「㎡」を表記する。 現代では、メートル法を使用するのがあたりまえなのに、いまだに、土地の大きさは「坪」で表現したほうが、イメージしやすい。 ほかにも、不動産業界で使う独特な単位価格がある。 「1種いくら?」、「1種100万円」という単位価格だ。特にデベロッパーがよく使う。 これは、嚙み砕いて言うと、 「坪単価を容積100%あたりで割るといくら?」という意味になる。 たとえば、容積率が300%の地域で、坪300万円なら、「1種100万円」という意味だ。 土地は、利用され、収益を生ん…