発表会やコンクールなど、本番を控えている生徒さんとは、曲をかなり細かくつめて磨くことができます。 本番を「やる」と決めた生徒さんは、その瞬間からものすごい勢いで伸び始めるんです。私はそれに応えているだけです。 本番では、大きなホールで、たくさんのお客さんを目の前に、ピアニストさんも背負って、舞台でたった一人で歌うのですから、大変なエネルギーが必要です。 ちょっと音を撫でて、きれいに歌いました、くらいでは足りないのです。 レッスンで、無駄に大きな声を出させているわけではありません。小さく繊細に歌うときでも、というか、音がしていないときでも、熱さが必要なんです。 集中?エネルギー?そういう系のもの…