大正12年(1923年)の創業から、実に100年以上の歴史を刻む、滋賀県を代表する総合建設会社、辻寅建設株式会社。地域の医療福祉施設や工場、学校、そして私たちの暮らしを支える道路や河川まで、数多くの建設プロジェクトを手掛け、まさに地域社会の発展と共に歩んできました。100年という長きにわたり、幾多の時代の変化を乗り越え、なぜ成長を続けることができたのでしょうか。 今回は、一世紀の歴史を持つこの老舗ゼネコンの決算を分析します。純資産90億円超という圧倒的な財務基盤はどのようにして築かれたのか。その堅実経営の神髄と、次の100年を見据えた企業の姿に迫ります。 【決算ハイライト(75期)】資産合計:…