企業分析・ビジネス戦略 積水化学の「稼ぐ力」を解剖する:世界シェア1位の化成品と次世代再エネの破壊力 2026年6月10日 「化学メーカー」と聞いて、多くの人が思い浮かべるのはどのようなビジネスモデルでしょうか?基礎プラスチック原料を大量生産する装置産業でしょうか、それとも高機能な川下製品を扱うメーカーでしょうか。 日本の大手化学メーカーの一角を占める積水化学工業(以下、積水化学)は、基礎原料の製造設備を持たない「加工特化型」という独自のポジショニングを敷いています。このアセットライトな基本設計により、同社は数多くの世界シェアNo.1製品を生み出し、極めて高い「価格決定力」を獲得しています。 …