かつて西新井駅と上板橋駅を結ぶ「西板線」として計画されたものの、関東大震災や荒川放水路の堤防整備などの情勢に阻まれ、わずか西新井~大師前間1駅のみの開業となった東武大師線。路線距離1㎞の短い単線路線ながら、本線から分岐するとすぐに高架となり、踏切が1ヶ所もない路線です。 その終点である大師前駅は都内では数少ない無人駅となっており、大師線利用者は西新井駅連絡通路内にある自動改札・券売機にて料金を支払うシステムになっています。 大師前駅ホームは、病院や保育園・東武バスの営業所などが入居する駅ビルの2階にあり、エスカレーター・エレベーター完備の立派な設備となっています。 大師前駅に入線する8000系…