★★☆☆☆ あらすじ 母親にわだかまりを覚えながら育った少女は、やがて医者の男と付き合い始める。 感想 幼少期の主人公が一旦実家に預けられ、再婚していく母親を見送るシーンから映画は始まる。しばしの別れの挨拶を交わそうとする母親から隠れて姿を見せず、その後物陰からこっそりと旅立ちの様子を見守る主人公は、子供ながらに相当ひねくれていることが分かる。その後も再会した母親につらく当たり、義理の兄とは喧嘩したりと頑なだ。 成長して大きくなった後も、友人に平気で嘘をついたり、約束を直前で破ったりとおかしな言動は変わらない。後から考えると、幼少期に母親に見捨てられたトラウマを表わしていたと想像できるが、その…