標記公演を見た(10月13日 J:COM ホール八王子)。第100回定期公演は、古典に加え、創作にも力を注いできた同団らしいトリプル・ビル。外部振付家の平田友子による『100 applause, 100 prayer』、同じく福岡雄大による『un poema de amor』、バレエ団レパートリーの『天上の詩』という、モダンバレエ、コンテンポラリーダンス、 物語バレエの組み合わせである。 幕開けの平田作品『100 applause, 100 prayer』は、バレエ団の100回公演を寿ぐ群舞作品。ピアソラを使用し、白、赤紫、紫の膝下ドレスで、ベテランから若手までの女性たちが踊る。中心は吉本真由…