太宰治賞は、三鷹市と筑摩書房が共同で主催する小説に関する公募新人文学賞である。 第1回から第14回までは筑摩書房のみで行っていたが業績悪化に伴い休止、太宰治没50年の1999年より現在の形となり、年1回発表されている。
目次 太宰治賞とは？ 歴代受賞作一覧 筑摩書房主催 筑摩書房・三鷹市共同主催 選考委員 太宰治賞とは？ 三鷹市と筑摩書房が共同で主催する公募新人文学賞。 第1回〜第14回は筑摩書房のみで行われていたが、業績悪化に伴い休止。太宰治の没後50年の1999年より現在の形となり、年に一回発表されている。 受賞は選考委員（委員のメンバーについては後述）の合議によって決定され、受賞者には正賞として記念品、副賞として100万円（2008年実績）が授与される。締め切りは12月10日。 第9回までは受賞作は筑摩書房の総合雑誌『展望』に掲載されていたが、現在は毎年刊行される同社のムック本に掲載され、最終候補作も選…
第41回〜太宰治賞の受賞者・受賞作の一覧です。 目次 第41回（2025年） 第41回（2025年） 受賞：『フェイスウォッシュ・ネクロマンシー』 前田知子 ↓ランキング参加中！こちらを押して応援してください ランキング参加中読書
第31回〜第40回太宰治賞の受賞者・受賞作の一覧です。 （※敬称略） 目次 第31回（2015年） 第32回（2016年） 第33回（2017年） 第34回（2018年） 第35回（2019年） 第36回（2020年） 第37回（2021年） 第38回（2022年） 第39回（2023年） 第40回（2024年） 第31回（2015年） 受賞：『変わらざる喜び』 伊藤朱里 名前も呼べない (ちくま文庫) 作者:伊藤朱里 筑摩書房 Amazon 第32回（2016年） 受賞：『楽園』 夜釣十六 楽園 (単行本) 作者:夜釣 十六 筑摩書房 Amazon 第33回（2017年） 受賞：『タンゴ・イ…
第21回〜第30回太宰治賞の受賞者・受賞作の一覧です。 （※敬称略） 目次 第21回（2005年） 第22回（2006年） 第23回（2007年） 第24回（2008年） 第25回（2009年） 第26回（2010年） 第27回（2011年） 第28回（2012年） 第29回（2013年） 第30回（2014年） 第21回（2005年） 受賞：『マンイーター』 津村記久子 『刺繍』 川本晶子 君は永遠にそいつらより若い (ちくま文庫) 作者:津村記久子 筑摩書房 Amazon 刺繍 作者:川本 晶子 筑摩書房 Amazon 第22回（2006年） 受賞：『峠の春は』 栗林佐知 第23回（200…
第15回〜第20回太宰治賞の受賞者・受賞作の一覧です。 （※敬称略） 目次 第15回（1999年） 第16回（2000年） 第17回（2001年） 第18回（2002年） 第19回（2003年） 第20回（2004年） 第15回（1999年） 受賞：『最後の歌を超えて』 冴桐由 最後の歌 作者:冴桐 由 筑摩書房 Amazon 第16回（2000年） 受賞：『多輝子ちゃん 一個の流れ星の夜のために』 辻内智貴 青空のルーレット (光文社文庫) 作者:辻内 智貴 光文社 Amazon 第17回（2001年） 受賞：『一滴の嵐』 小島小陸 第18回（2002年） 受賞：『緊縛』 小川内初枝 緊縛 …
第11回〜第14回太宰治賞の受賞作・受賞者の一覧です。 （※敬称略） 目次 第11回（1975年） 第12回（1976年） 第13回（1977年） 第14回（1978年） 第11回（1975年） 受賞：『花捨て』 不二今日子 花捨て (1977年) Amazon 第12回（1976年） 受賞：『越後瞽女唄冬の旅』 村山富士子 越後瞽女唄冬の旅 (1977年) Amazon 優秀賞：『私的調書』 田中水四門 第13回（1977年） 受賞：『泥の河』 宮本輝 螢川・泥の河（新潮文庫） 作者:宮本 輝 新潮社 Amazon 優秀作：『夜よ 天使を受胎せよ』 山口泉 第14回（1978年） 受賞：『電…
第1回〜第10回太宰治賞の受賞者・受賞作の一覧です。 （※敬称略） 目次 第1回（1965年） 第2回（1966年） 第3回（1967年） 第4回（1968年） 第5回（1969年） 第6回（1970年） 第7回（1971年） 第8回（1972年） 第9回（1973年） 第10回（1974年） 第1回（1965年） 受賞：受賞作なし 候補：『寒い夏 一九六二年の想い出に』 熊田真記 『神話』 野淵敏 第2回（1966年） 受賞：『星への旅』 吉村昭 星への旅 (新潮文庫) 作者:昭, 吉村 新潮社 Amazon 候補：『フランドルの冬』 加賀乙彦 第3回（1967年） 受賞：『青幻記』 一色次…
『自分以外全員他人』は、44歳のマッサージ師・柳田譲を主人公とした物語です。一見普通の生活を送る柳田ですが、その心の中には常に様々な感情が渦巻いています。日常生活の中で感じる不満や怒り、そして自分自身への嫌悪感が、リアルに描かれています。
リトルガールズ 錦見映理子 筑摩書房 第三十四回太宰治賞受賞作品 太宰治賞に興味があってなにか読んでみようと思って図書館をうろうろしていて見つけた。表紙はなかなかインパクトのあるもので、もしかしたら図書館に自動貸し出しの機械がなかったら借りるのを躊躇していたかもしれない。でも逆に言えばそういったことを気にしている辺り、僕には芸術とかいうものへの造詣が浅いと言えるかもしれない。 ※ネタバレあるよ 物語は時系列通り進むものの、視点が入れ代わり立ち代わりになるので、最初のうちは少し体力を使っていたが、慣れてしまえば気にならなかった。 タイトルはリトルガールズ、直訳すれば少女たちだろうか。主人公はだれ…
youtu.be 宮本輝の作品は ドナウの旅人 優駿 草原の椅子 オレンジの壺 三千枚の金貨 など 息もつかせぬストーリー展開がとても面白い！ でもあまりにも 展開がありすぎて 全体の印象が少しぼやけたりします（個人の感想です） 文学史に残る一番本格的な作品は 実はこの 蛍川ではないのか？ そんな気さえ起こさせる名作でした これが芥川賞 １９７８年です この前年１９７７年に 泥の川 で太宰治賞を受賞したそうなのですが このあたり 本格的な小説を書く新人として注目度は高かったことでしょう その後 この路線で書くことがなくなりましたね 商業主義に乗っかったような小説群となるのですが ある意味 本格…
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