子游

親孝行について 子游孝を問う。子曰わく、今の孝は、是れ能（よ）く養うを謂う。犬馬に至るも、皆能く養う有り。何を以て別（わか）たんや、と。（「為政第二」7） （意味） 「門人の子游が孝の意味をおたずしたところ、孔子はこう答えた。「近ごろの孝は、親をただ食わせているだけだ。人間は犬や馬だって食わせているな。（それだけなら同じことではないか。）父母に対して尊敬するということがなければ、どこで区別できよう。」（論語 加地伸行） この章には二つの読みがあると桑原はいう。第一は、加地と同じ内容で、もうひとつは、人間に奉仕すること。 第二の説は、人間は両親に奉仕する。しかし、犬は家の番をし、馬は人の労働の代…

子張（しちょう） 仁を孔子に問う。孔子曰わく、能（よ）く五者を天下に行なうを、仁と為す、と。之を請い問う。曰わく、恭、寛、信、敏、恵なり。恭なれば則（すなわ）ち侮られず。寛なれば則ち衆を得。信なれば則ち人 任ず。敏なれば則ち功 有り、恵なれば則ち以て人を使うに足る、と。（「陽貨第十七」5） （解説） 「子張が仁とは何でしょうかと孔子に質問した。孔子はこう答えた。「五つのことを世に行うことができれば、それが仁である」と。この五者をどうか教えてくださいとたずねた。孔子はこう答えた。「それは恭、寛、信、敏、恵である。恭、己を慎み驕らなければ、人に侮られることはない。寛、度量が広ければ、人の心を得られ…

子 武城（ぶじょう）に之（ゆ）き、弦歌（げんか）の声を聞く。夫子(ふうし) 莞爾（かんじ）として笑いて曰わく、雞（にわとり）を割（さ）くに、焉（いずく）んぞ牛刀（ぎゅうとう）を用いん、と。子游（しゆう）対えて曰わく、昔者（むかし） 偃（えん）や諸（これ）を夫子に聞けり。曰わく、君子 道を学べば、則ち人を愛し、小人 道を学べば、則ち使い易し、と。子曰わく、二三子（にさんし）、偃の言、是なり。前言は之を戯（たわむ）るるのみ、と。（「陽貨第十七」3） （解説） 「孔子が武城を訪れたとき、家々から楽器に乗せて詩が歌われているのが聞こえた。孔子はにっこり笑いこう言った。「鶏を料理するのに、どうして牛刀を…

姫、おめでとうございました きのうは調子が良くなかった。なにかしら、いつものスピードや冴えが無かった。小生のことである。 ま、人間だもの、そんな日もあるだろう。 ところで、きのう、千晴さんの名札を掛けた。そこでわかったことは、姫が一級であったことだ。私は段外にかけようとしたが、姫は一級です、と他の人に知らされた。知らせてもらって良かった。礼を欠くところだった。私がながく道場を休んでいた間に、サッサと？一級になっていたのである。改めて、おめでとうこざいます。 6月には初段の審査が待っています。姫、おはげみあれ。 みんな花になれ 浄土真宗本願寺派の本山、京都西本願寺で、加藤登紀子さん作曲の、「みん…

７１～７８集（大結局） 終わっちゃいました。 ７８集もあったのが嘘みたい。あっという間に見終わった感じがします。 中華サイトなどを見てると、史実と違う等の指摘もたくさんされてますが、歴史に詳しくないただのドラマファンにはめっちゃくちゃ面白いドラマでした。 何しろめんどくさいネバネバ恋愛も、けたたましいオレ様ヒロインも、顔だけキャラもどこにもいない。そのかわりこじれたおじさんだの、権力欲に燃える年長者だのがわんさか。 今どきイケメン小鮮肉と言えば趙高の李欣澤くらいでしょうか？この人、「琉璃」とか「太古神王」「女世子」などイケメンそろいのドラマに立て続けに出てます。趙高がこれからどう変わっていくの…