『大魔神』シリーズは経営不振に喘いでいた大映映画が、起死回生を狙って企画した特撮映画シリーズ。 大映お得意の時代劇と特撮を合わせたシリーズで、三作品それぞれに、時代劇の大御所監督を起用し、当時としては大胆なブルー・バック合成を多用した迫力ある映像で、話題を呼んだシリーズです。 基本的なストーリーは三作品とも似たような展開で、悪領主に苦しめられている人々の実情を知った土地神様「大魔神」が怒って、悪領主とその取り巻きたちを退治するという話。典型的な時代劇の特撮版といったところ、なのですが 細かいところにはそれぞれに違いがある。 私が一番面白いなと思うのは、それぞれの作品ごとに、信仰というか神観念に…